気ままに生きる男の気ままな日常

非正規雇用で気ままに生きている男が気ままに綴っています。

人生

私は「ネガティブ」を肯定する

私は「夜」が好きだ。夜桜や満月の美しさは言うに及ばず、夜の人や車の通りが少ない街中をドライブしていると、自分を取り巻くあらゆる呪縛から解放されたような清々しい気持ちになれる。夜の静寂の中で思索に耽ったり、読書をしていると心がとても落ち着く…

障害や特殊性は個性ではない。自然に存在するものなのだ。

「障害は個性」……これはよく聞かれる言葉である。要は障害というものを忌避するのではなく、その人独自の個性として肯定してあげようという趣旨の言葉である。障害のみならず、私のような一般的な男性とは少々離れた性向を持つ者のような、所謂「障害ではな…

特殊な者は特殊な世界で生きるしかないのか? 「特殊な凡人」の存在は許されないのか?

ここに二人の男性がいる。 一人は、こう言った。 「僕は繊細な作業は出来ないが、物を持ち上げたり、体を動かしたりすることには抵抗はありません。否、むしろ好きです」 ある者が、こう返した。 「そうか。そんなに好きなら重量挙げの選手やスポーツ選手を…

中性的な存在への憧憬。性別が絡む行事が苦手……。

去る2月14日、バレンタインデー。それは私にとって、何事もなく過ぎ去るはずの日だった。しかし、同じ仕事場の年配の女性から、それは手渡されてしまった。……チョコレート……。その瞬間、私は思った……、「ああ、やはり私は、男なのだ」と……。 私が自分の性別…

小学生……それは原初にして究極の存在

小学生とは、無邪気なものである。 最近の小学生はませた子が多いので、どうだか分からないが、僕ら世代(30代)までの小学生は無邪気だった(少なくとも僕の周囲はそうだった)。 小学生の価値観は、実にシンプルだ。 “食べたいときに食べ、飲みたいときに…

僕は「普通の人」恐怖症……

当たり前なことだが、この世には様々な性格の人がいる。 笑顔の素敵な明るい人、よく怒る粗暴な人、憂いを帯びた暗い人、楽天的な人……等々、十人十色、千差万別である。 もちろん、人間とは多面的な生き物だ。一概に「この人はこういう性格だ」と言い切るこ…

非正規労働者である僕が「やれるorやりたい事」

先日、不登校時代の頃の母との思い出について少し綴った。(詳細は以下の記事にて) chijoji.hatenablog.com この記事の中で僕は、「生き辛さを抱えている人は、絶望する前にやれる事orやりたい事をやってみてはどうか」という主旨のことを綴った。 「やれる…

社会不適応界隈の「著名人」たちに興味が持てない

この世には社会に馴染めず、自分なりの方法で成功を収めた人達がいる。 シェアハウス「ギーグハウスプロジェクト」の発起人である、元「日本一有名なニート」phaさん。 しょぼい起業こと「イベントバーエデン」の発起人。えらいてんちょうさん。 「0円で生き…

僕を救い続けている母からの言葉

中学2~3年の不登校時代。 同級生が嫌い。勉強が嫌い。学校へ行きたくない。 深い闇の中にあった。 そんなときでも、これまでと変わらない態度で接してくれたのが、母だった。 内心は深い不安があっただろうに、いつも笑顔で接してくれた。 特に今でも印象に…

中学の不登校の原因について、今にして思うこと……。

僕が中学校に通えなくなった理由については、以前の記事で書いた。(詳細は以下の記事にて) chijoji.hatenablog.com しかし、今つらつらと思い返すに、他にも理由があるようにも思う。 それももっと単純な、そしてもっと物理的な何かが……。

不登校……毎日学校へ嘘の電話を入れる母……

中学2年の6月頃、学校を欠席し始めた。 1998年6月某日、 特別嫌な出来事があったわけでも、体調が悪かったわけでもなかったが、あまりにも学校へ行きたくなくて、 「体調不良です」 と母に学校へ電話させてしまった。

中学時代の不登校……それは社会不適応への歩み……

僕が中学生の頃、不登校になったことは以前の記事で書いた。(詳細は以下の記事にて) chijoji.hatenablog.com 今回はその頃について、もう少し詳しく綴ろうと思う。 中学校……6年という長い小学校生活を経て、大きく環境に変化が訪れるときだ。僕はこの「大…

自らに余命を課すことで前向きに生きる……

「自分に無理をさせない範囲で、細々と生きていく」 ……これが僕の「個別な価値観」だということは、以前の記事で述べた。(詳細は以下の記事にて)

「個別な価値観」に準じようとする僕の現状

「個別な価値観」で生きる……。 ……がしかし、お金は稼がなければならない……。 当然である。そうしなければ、生活が出来ない。 そして最も手っ取り早い方法は、雇われ労働である。 だが雇われ労働は「一般的な価値観」に基づいた行動である。

「一般的な価値観」から「個別な価値観」へ……

「正社員にならなきゃ駄目だ」「もう少し将来の事を考えろ」「いつまでもこんな事をしていてはいけない」 ……派遣社員をしていると、このような言葉を何度となく浴びせられる。 確かにこれらの言葉は、ある種の正論なのだと思う。 しかし、その正論は「一般的…