気ままに生きる男の気ままな日常

非正規雇用で気ままに生きている男が気ままに綴っています。

中学……そして不登校に……

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中学は公立で、40人ほどのクラスが10クラス。一学年だけでも400人弱という近隣でも有数のマンモス校だった。小学校の頃とは違い、周囲のクラスメイトたちは成績の競い合いに血道を上げるような奴らばかりになってしまった……。そんな雰囲気を嫌う僕は、自然勉強嫌いになっていった。よって成績はクラスでも随分下の方だった。

柔道部に所属していたが、入部数か月で幽霊部員となる。

 

 

2年生に進級して間もなく、上記のような競い合いの雰囲気に付いていけなくなり、不登校となる。その後しばらくして保健室登校という形で復帰したが、それも程なく止めてしまい、完全に不登校児となる。その後一年間引きこもり生活を送る。

 

「学校へ通えなくて辛い」というような感情は一切なく、むしろ「これで競い合いの世界から逃れられる」という解放感すらあった。引きこもっていた期間に何をしていたかは余り記憶にないが、「装甲騎兵ボトムズ」というアニメと運命的な出会いを果たす。主人公の境遇に自分を重ね合わせ、見事にハマる。以後現在に至るまで生涯ベスト級の作品となる。

 

3年のときに母の勧めでフリースクールへ通うようになる。通常の学校と同じ週に5日の通学だった。曲がりなりにも学校へ通ったことで元気がでたのか、外出も頻繁にするようになり、余暇に限っていえば普通の中学生と同じような生活を送れるようになる。

 

2000年春に定時制高校へ進学。試験などほとんど形式的なものだったので、特に勉強することもなく入学できた。