気ままに生きる男の気ままな日常

非正規雇用で気ままに生きている男が気ままに綴っています。

卒業……そして煩いの無い日々……

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2004年3月、進路未定のまま高校を卒業した。

就活をする気になれなかったのだ。

 

 

当時スーパーで品出しのバイトをしていたが、そのバイトですら四苦八苦の状態で、どうにかこなしていた。これ以上ハイレベルな労働をこなす自信などとても無く、またこなす気にもなれなかった。とにかく平穏に過ごしたかったのだ……。

 

卒業後、上記のスーパーのバイト(1日5時間の週5日勤務)を惰性で続ける日々を送った。とても心が平穏だったのを憶えている。当時の僕は労働に心身を侵されたくない気持ちでいっぱいだったのだろう。「定職に就けなくてつらい」といった感情は一切無く、「労働に煩わされずのびのびと生きれている」という喜びすら感じていた。

 

そんな生活を1年程続けていたが、さすがにもう少し収入が欲しいと思い始めた。曲がりなりにもアルバイトを(学生時代から数えて)3年程勤めたことで多少の自信も付いたのであろう、欲が出始めたのだ。

 

僕はとある派遣会社に登録し、人生初のフルタイムでの労働に挑戦をした。そして仕事を転々とする日々を送ることになる……。