自身のトラウマについて……心の傷に悩んだ2年間……
2年程前、僕はとある職場に勤めていた時に、あるトラウマを負ってしまった……。
トラウマを負うに至った詳しい経緯は以下の記事にて綴ったので、読んで頂ければ幸いである。
トラウマを負う原因となった職場そのものは退職し、現在は全く違う環境にあるのだが、退職して1年程はトラウマによると思われるある症状にとても悩まされていた(現在も時折悩まされるが)……。
その症状というのは……「男女が親しんでいる光景を見ると不潔感を覚える」……というものだ。
この「親しみ」というのは、何も恋愛関係だけに限らない。友人、上司、部下、知人等々……とにかく関係の別なく、男女が親しく会話をしている光景そのものに対して不潔感を覚えるのだ。
不潔感を覚えるとどうなるかというと、主に動悸や胸がむかつくといった症状が出る。ひどい時は嘔吐の衝動に駆られることもある。1度だけだがとある男女が会話している光景を目撃したとき、動悸とめまいで10数分程その場でうずくまって動けなかったときがあった。さらにはTVドラマ等で男女が会話しているシーンを見ただけで症状が出るときもあり、とても辛かった……(特に海外のドラマでは会話のみならず、ボディタッチや抱擁するシーンも多数あったため、最後まで視聴することが困難だった)。
精神科へ通うことも考えたが、高い診察料を払うことを考えると下手な医師にはかかりたくない。それにせっかく通っても「大した事ではない」と言われてしまうかもしれない。自分自身とても苦しんでいるのにそのような事を言われては、さらにショックを受けることになるだろう。……そうして色々考えてしまうと自然足が向かなくなり、現在に至っている……。
それでも2年近く経った現在は、大分症状が治まってきたように思う。
単純に時間の経過と共に傷が風化される……所謂「日にち薬」というやつもあったとは思うが、何よりもその間励まされるような人々との出会いや、気が紛れるような出来事も多くあったからだと思う。
このまま少しづづ傷が癒えてゆけばと思う次第である……。
最後にここ2年間、僕に関わってくれた方々にこの場を借りて感謝の言葉を述べることで、この記事を締めようと思う。
リアル、ネット関わらず、僕に関わってくれた全ての人に感謝します。皆様のおかげで傷も少しづつ癒えてまいりました。ありがとうございます……。