気ままに生きる男の気ままな日常

非正規雇用で気ままに生きている男が気ままに綴っています。

不登校……毎日学校へ嘘の電話を入れる母……

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中学2年の6月頃、学校を欠席し始めた。

 

1998年6月某日、

特別嫌な出来事があったわけでも、体調が悪かったわけでもなかったが、あまりにも学校へ行きたくなくて、

 

「体調不良です」

 

と母に学校へ電話させてしまった。

 

 

そして翌日、翌々日と学校を欠席し続け、ついには学校へ全く通わなくなってしまった。もちろんその間、母は毎日「体調不良だ」と嘘の電話を入れ続けた……。

 

実は我が家において、不登校児は僕だけではない。

僕の4歳年上の姉が、やはり中学時代に不登校になってしまっていた(その後姉は母の知人の家に引き取られ、その知人の地元の中学に転校した)。

その時もやはり母は姉の学校へ、毎日嘘の電話を入れ続けた……。

 

息子の僕が言うのも難なのだが、とても誠実で他人に嘘付くのが嫌いな性格である。

そんな性格の母だから、僕や姉の学校へ毎日嘘の電話を入れることは、僕が想像する以上の精神的苦痛があったに違いない。とても申し訳ないことをしていたと思う……。

 

現在僕が母と二人暮らしを続けている理由の一つには、この時に母にさせてしまった行動に対する罪滅ぼしの意識があるからなのかもしれない……。