気ままに生きる男の気ままな日常

非正規雇用で気ままに生きている男が気ままに綴っています。

高校時代第2のアルバイト……それは「労働者」としての僕のルーツ……

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高校2年のときに、僕はスーパーで半年程アルバイトをした(詳細は以下の記事にて)

 

 

 

chijoji.hatenablog.com

 

 

それから約1年後の高校3年のときに、僕は2度目のアルバイトをすることになる。

選んだのはまたしても近所のスーパー(高校2年のときに勤めていた所とは別のスーパー)の品出しの仕事だ。スーパーの品出しなら以前にも経験があるため、多分こなせるだろうと思ったからだ。

 

朝の7時30分から10時30分までの3時間で、週5日勤務だった。

しかしそのスーパーは以前勤めていた所と違って、とてもスピードを求められた。以前の所と同じ感覚でいたので、とても戸惑ったのを今でも憶えている。しかも間の悪いことに僕の配属された部署は上司が長期療養中で(後に新任の上司が配属される)、碌に仕事を教えてもらえなかった。正直いつも目を回しながら四苦八苦していた。

 

僕はここで労働の何たるかを知ったように思う。

ミスをすれば怒鳴られる、定時内に仕事が出来なければ残業を命じられる、仕事が出来なければ嫌われる……労働の場において付き物であるこれらの出来事を初めて経験したときであった。「今はまだ3時間(後に5時間)ほどだが、本格的に働きだしたら8時間はこれと同じことをしなければならない」……と、少々暗澹たる気持ちになったものだ。

 

しかしどうだろう。世間のことを右も左も分からない学生時代に、上記のようなそれなりに厳しい環境での労働に耐えた経験があったから、僕のような社会不適応者でも(非正規という形にせよ)現在フルタイムの労働にある程度は耐えられるようになっているのだと、最近は思うのだ。

 

学生時代のアルバイト経験は「労働者」にとっては重要……と、しみじみと思う次第である。そういう意味では、当時の上司や先輩たちには感謝している。

 

最も「労働者」としては好ましくとも、これが僕という一個の「人間」にとって、本当に好ましい経験だったのかは、分からないが……。