気ままに生きる男の気ままな日常

非正規雇用で気ままに生きている男が気ままに綴っています。

社会不適応界隈の「著名人」たちに興味が持てない

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この世には社会に馴染めず、自分なりの方法で成功を収めた人達がいる。

 

シェアハウス「ギーグハウスプロジェクト」の発起人である、元「日本一有名なニート」phaさん。

 

しょぼい起業こと「イベントバーエデン」の発起人。えらいてんちょうさん。

 

「0円で生きる」の著者にして、「不適応者の居場所」の主催者である鶴見済さん。

 

……社会に馴染めない、所謂社会不適応者と呼ばれる人達は、上記の方々の生き方やアドバイスに共感し、勇気づけられている人達が沢山いる。

 

 

僕も非正規労働で生きていて将来に不安を抱えているという点で、ある意味社会不適応者と呼べる存在なのかもしれない。しかし、僕は上記した所謂「社会不適応界隈の著名人」たちにさほど興味がもてないでいる。

 

なぜなら彼らは、形はどうあれ社会的に成功を収めている人達だからだ。過去はどうあれ、現在は彼らなりの方法で、社会に適応しているかのように感じられる。

つまり、社会不適応者の頭に「元」がつく人達なのだ。

 

僕はそういった人達には、あまり共感が持てない。

僕にとって彼らは、「一風変わった自営業者」という感慨しか持てないのだ。

 

むしろ僕は、彼らの言葉の影響下にある人達……現在社会不適応に悩み、彼ら「著名人」たちの言葉に生きる希望を見出している人達……の言葉の方が共感できるのだ。

何故なら彼らの言葉には、「当事者の目線」というものが感じられるからだ。自分と同じ立場の人だという感覚があるから(厳密には少々違うのかもしれないが…)、素直に共感を示すことが出来るのだ。

 

……ひょっとしたら、ただ単に彼ら「著名人」たちの言葉に耳を傾ける必要がない人間……つまり、本当の意味での生き辛さというものを感じていないだけなのかもしれない(非正規とはいえ、一応は一定の収入があるわけだしね 笑)。

 

将来、今以上の生き辛さに晒されたとき……そのときこそ、彼ら「著名人」たちの言葉が必要とされるのかもしれない。そのときまでは、とりあえず彼ら「著名人」たちの影響下にある人達の言葉で十分なのかもしれない……。